障がい者の作品
今日は学校帰りに、河原町丸太町のギャラリーに展示を見に行った。
何かしらの障がいを持つ方達の作品展だった。
かわいらしい、予想だにもしない作品が多い。
例えば「えびふらい達」という作品には、画面いっぱいに大量のえびふらいがひしめいている。
他にも特徴的なものが多い。
中には、画面のある一部分だけが、とても緻密に、狂気を感じるほど丁寧に描かた作品もあり、その横には虫眼鏡で見ないと文字と分からないほど小さな解説文がつけられていた。
きっと、この部分に全精力をつぎ込む勢いで、集中して描きあげたのだろうなぁ。
そうした作品を見てギャラリーを去ったとき、なんだか不思議と、活き活きとした気持ちになった。
作品を作るにあたっての経緯とか技術とか意味付けを知るよりも、その作品を見ることで伝わる気迫であったり、作者の狂気じみた思いを感じることの方が、生きる為には大切なんだろうなと思う。
天気も悪くどんよりした気持ちだったが、それらから少しだけエネルギーをもらった気がした。